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 ▼デリカのエンジンについて教えてください  マル 05/1/16(日) 17:15
   ┣Re:デリカのエンジンについて教えてください  あか 05/1/16(日) 18:29
   ┣Re:デリカのエンジンについて教えてください  kazuhiko 05/1/16(日) 23:10
   ┗追加  kazuhiko 05/1/16(日) 23:30

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 ■題名 : デリカのエンジンについて教えてください
 ■名前 : マル <mieko7160@yahoo.co.jp>
 ■日付 : 05/1/16(日) 17:15
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   デリカスターワゴンなんですが真冬の寒い中でエンジンをかけるときにかかるまでに時間がかかり不便です。誰かでリカのエンジンのメンテナンスを教えてください。どうしたらエンジンのかかりがよくなるかアドバイスください。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:デリカのエンジンについて教えてください  ■名前 : あか  ■日付 : 05/1/16(日) 18:29  -------------------------------------------------------------------------
   こんにちは。

おそらくグロープラグの不良かと思います。
確かグロープレートとプラグの抵抗かなにかを測定して可否を判断すると
思うのですが、詳しいやり方は忘れてしまいました。

年月が経っていれば4本まとめて交換してしまった方がいいかもしれません

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:デリカのエンジンについて教えてください  ■名前 : kazuhiko <kazuhiko0521@yahoo.co.jp>  ■日付 : 05/1/16(日) 23:10  -------------------------------------------------------------------------
   マルさん
>デリカスターワゴンなんですが真冬の寒い中でエンジンをかけるときにかかるまでに時間がかかり不便です。誰かでリカのエンジンのメンテナンスを教えてください。どうしたらエンジンのかかりがよくなるかアドバイスください。

こんばんは。平成7年SG(2800DT)に乗っています。

私も以前SWに乗っていたのですが、年式によっては、エンジンの始動の仕方に、ちょっとした違いがあります。

ディーゼルの場合、ガソリン車と違って、点火プラグがありません。シリンダー内に吸い込んだ空気を、ガソリン車の2倍近く圧縮して、高温になったところに燃料を噴射すると、自然発火する仕組みです。

ですから、気温が低く、エンジンが冷えているときには、そのままでは、エンジンの始動性がよくありません。そのため、エンジンを掛ける際には、予熱を掛けてや(暖めてやる)る必要があります。

エンジンを掛けるために、キーを回し、イグニッションの位置にあわせた時点で、グロープラグに電気が通電され、エンジン内を暖めてくれます。グローで暖めたところに、セルモーターを回してやると、エンジンは一発で掛かるような仕組みになっています。

予熱の掛け方ですが、基本的にはどの車でも同じです。イグニッションONにした時点で通電が開始され、数秒で電圧は降下するようになっていますから、一番暖まった頃合を見計らい、エンジンを始動します。

ところで、この予熱完了の見定め方にポイントがあります。SWだけでなく、他社のディーゼル車にも、殆どの車では、イグニッションONで、予熱中(ほんの数秒)は、メーターパネル内に、グロー表示灯が点灯しますので、表示灯が消えた(最初の通電が終了した)時点で、キーを回せばいいわけです。

しかし、SWの場合、年式によっては、このような表示灯が点灯しません。私が乗っていた平成2年式(プロジェクターにマイナー後)もそうでした。メーカーいわく、スーパークイックグローといって、非常に短時間で予熱が終了するので、予熱までの時間を気にすることなく、セルを回せば、エンジンは始動するという、自信たっぷりの機能。てなわけで、ご丁寧に、グロー表示灯はありませんでした。世の中、そんなにうまい話があるわけもなく、途中から、グロー表示灯が復活していますね。やっぱり、問題点が多かったのでしょう。
※知人のH5年式SW2台で比較すると、グロー表示灯のつく車両とそうでない(2年式と同じ)車両がありましたので、H5年のマイナーで変わったのではないでしょうか?


対策です。イグニッションONで、通電が開始されるのは同じなので、プリグローの終了時点を見極める方法。5秒ほどすると、運転席下(エンジンルーム)から、カコンという、リレーの作動音みたいな音がしますから、その音が聞こえたら、すぐにキーを回します。

予熱を掛けても、エンジンの始動性が悪い場合には、アクセルペダルを踏み込みながらセルを回すと、エンジンが掛かることもあります。(寒冷地ではこのような掛け方をします)

そのような症状(予熱を掛けてもエンジンが掛からない)が出た場合には、赤さんがおっしゃるように、予熱を掛けているグロープラグの通電不良が考えられますので、販社(ディーラー)もしくは整備工場に相談してください。通電を調べ、不良箇所があれば、グロープラグや、コネクティングプレートの交換が必要となります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 追加  ■名前 : kazuhiko <kazuhiko0521@yahoo.co.jp>  ■日付 : 05/1/16(日) 23:30  -------------------------------------------------------------------------
   ご質問の中に、

>真冬の寒い中… 

とありますが、どの程度の寒さなんでしょう? ちょっと気に掛かります。

私は北海道出身なんですが、寒さによっては、グロー不良の問題だけではありません。(極寒の地の場合ですから、それほどでもない場合は無視してください)

エンジンの始動性が悪い場合、一番最初に疑うのは、グロープラグへの通電不良ですが、これだけではありません。エンジンを掛けるために必要なもの。
「よい燃料。よい圧縮。よい爆発。」

燃料については、お住まいの地域のガソリンスタンドで給油していれば、その地域や季節に合わせた最適な燃料が供給されるはずなので、問題ないので、省略。

グロープラグは、電気で暖めますから、非常に電力消費が大きいです。
電気を供給しているバッテリー、氷点下では、非常に、著しく性能が低下します。寒冷地では、グローが正常であっても、バッテリーの電圧降下で、エンジン始動困難に陥ることがあります。
寒冷地仕様車では、バッテリーを2連装していますが、バッテリー自体が弱っていると、かなり厳しい状況になります。市販の自動車用バッテリーでは、高性能で寿命の長いものもありますが、新品から2〜3年で交換時期です。冬季は、バッテリーに対する負担も大きくなるので、要注意。

それと、これも寒冷地の場合ですが、オイル粘土にも注意。本州で使用されている多くのディーゼル用エンジンオイルは、10W−○○ というタイプが多いのですが(Wはウインター記号)、寒冷地では、5W−○○クラスの、柔らかいオイルを使用することが推奨されています。オイルが冷えているときに、オイルは硬くなり、エンジンを回す際に抵抗となりますから、低粘土のオイルを使用する必要もあります。

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